株式会社大榮様

ヤマネットは研修事業を始めて11年目に入りますが、(株)大栄の吉田社長は名古屋でしか開催していなかった当初の第2期生でご自身が受講されてから、それからずっとヤマネットに関わって下さっています。

左から:山田団長・吉田社長・竹中様(研修担当)

(団長)
吉田社長はどちらかというと、研修を活用している会社の社長さん、というより、ヤマネットの研修を一緒に作って下さっている、という気持ちです。

(吉田社長)
そう言ってもらえるとすごく嬉しい。

(団長)
大栄さんではこの10年で、再受講も含めて何人ぐらい受講されてますか?

(吉田社長)
正式には数えていませんが、20人ぐらいはなると思う。わたしは再受講を繰り返して4回受講。

(団長)
10年活用して頂いてどんな変化がありましたか?

※クリック※youtubeにて動画をご覧頂けます。

(吉田社長)
具体的には業績が伸びたこと。数字的に伸びた。他にはうちの会社、他社といろいろあるかもしれませんが、我が社においては受講したメンバーはほとんど辞めていない。会社をね。

研修を通してその裏には、研修を受講した人間とともに、大勢がヤマネットの研修に関わっている。関わるタイプの研修だから、オブザーブ参加できるし、持ち帰った課題に一緒に取り組んだり、プレゼンの応援したり、研修が確実に会社の温度を上げ、月並みですけど社風が向上したというのは間違いない。

(団長)
オブザーブ参加の話しが出ましたが、ヤマネットの研修は公開型にしています。今後、研修の導入を検討している会社さん、受講生の上司にもどんどん来てもらえる見学席を設けましょう!と提案してくれたのも吉田社長でした。公開型にして上司の方と受講生が関わり合う、課題を持ち帰って上司の方と一緒にやるなど、ここがね、やはり長いこと活用して下さっている会社さんに良いと評価してもらえます。

(吉田社長)
うちは我が社の受講生一人にたいして、10名以上の幹部が見学に行きますけど、一人たりとも会社から行くようにと命じてはいない。行かなくてはいけないという義務でもない。単に行きたいだけ。自分たちの仲間が、そのような場で緊張したり失敗したり、また成功したりというのを見てみたい。仲間がやっていることに興味を持つ。10年かけて、ずっと継続してきたからここまできた。

(団長)
大栄さんの受講生は、(研修に行きたいと)立候補されるらしいですね。

(吉田社長)
運送業ってなかなか、ステップアップするとか自分がワンランク上がる、というものがそんなにあるわけじゃない。その中で我が社は、ヤマネット研修を受けるということが一つの挑戦であって、それを修了する、ましてやプレゼン大会で優勝するなど、そういう評価をもらうことがステップアップになっている。そのようなステップアップという面で、ヤマネット研修は使わせてもらっている。

(団長)
大栄さんは吉田社長がアイデアマンで、運行管理者の資格もこうやって名前を掲示されるとかっこいいしね。俺も私も!ってそうゆう気持ちにさせる。

(吉田社長)
これもステップアップ。その会社にご縁があって入ってきた子が。若い子でもね、俺がこの資格取ったなど、自分の親兄弟に自慢できることを。運行管理者も、せっかくこんな大変な思いして取得するものなんだから、それをもっと活用すべき。研修も目的じゃなくて、会社をよくするための道具として、それをフル活用しないともったいない。

(団長)
受講生だけが勉強する、ではなくて、上司の方と非常に関わりが多くなる。ここがヤマネット研修の強みで、いいところ。

(吉田社長)
むしろそっちでしょうね。受講生は必死に課題に取り組むんだけど、その上司がいかにそこに関われるか。上司のと受講生がその時に、そのことで熱くなって近くなって。その方が価値がある。

(団長)
ところで竹中さんは、受講されたのはもう何年前ぐらい?

(竹中様)
10年ぐらい。わたしは2回受講してますけど。

(吉田社長)
わし4回。

(団長)
再受講される方も多いんですけど、最高峰が吉田社長で4回(笑)

今はもっぱら受講生の立場というより、現場のリーダー格の方をご派遣くださってて、その受講生に対して担当上司という立場で関わって下さってますけど、具体的にどんな関わりやフォローをして下さっていますか?

(竹中様)
私は受講している人間がたくさんのことを課題として持って帰ってくるとき、それをすぐに、もちろん解決できる問題もあれば、すぐできないことも沢山あります。その中で受講生と一緒に考えて、それを自分自身でも一緒に学ぶようにしています。

(吉田社長)
実はうちで受講しているのは、一般社員だったり入社間もなかったり。俺も受けてみる!と挑んでくれる。しかし挑んではみたものの、同期生には社長さんや幹部さんなど各社いらっしゃる中で、だんだん立ち行かなくなる。

だから実は正直言うと、そういう受講生が受けて、一番成長しているのは竹中であったり、担当してくれる上司。そこで上司が関わることで、上司は本当に成長できる。本当にそう思うので、この研修は会社一丸となって関わって受講するというのが、この研修の一番の魅力と思う。

(団長)
大阪8期生で大栄さんから福本くんがプレゼン優勝されました。どんな関わり方されたのですか?

(竹中様)
福本伸也に関しては、私が担当させて頂きましたので、わたしが先頭に立ちましたが、わたし一人ではなく、福本くんと同部署のメンバーが中心になって、連日や業務終了後など一生懸命関わっていました。本人も休憩時間でも自分のプレゼンを録音したものを、イヤフォンを通して毎日のように聞いていました。その努力の中で、結果としてプレゼンチャンピオンが貰えたとおもっている。

(団長)
僕も感動して涙でた。

※クリック※youtubeより動画でご覧頂けます。

(吉田社長)
最初はボロカス言われていた。それでも繰り返すうちに、本番の一日前に、本当に信じられないぐらいの感動的なプレゼンをした。全員が絶賛して、そこで本人も泣きよる。そこに感動する。そこで起きた温度って、そのまま会社に培われています。

で、次々受けるんだけど、福本の場合は本当に素質があった。で、次のやつも上手くいくと思うんだけど、でも下手なやつは下手笑。でもそうゆうときに、あ、彼はこっちが強みなんだ、という面が必ずみつかる。こんないいところがあるんやな、と。自社内では見えなかった、研修の同期生との関わりのなかで、こういうところを伸ばさなあかんっていうのが見つかる。

(団長)
最後に、全国の参加企業さんに言っているのは他社さんとの関わり。ご縁ができるのでどんどんビジネスを勧めて下さいって言ってます。大栄さんのメタル便ビジネスは、北海道から九州までつながっていますが、どのように構築されましたか。

(吉田社長)
今日撮影ということで、宣伝をしようと寒いのに着てきました。(5月撮影)

一つ言えるのは、物流業界ばかりが集まっているわけで、当然ビジネスにはつながると思います。ただ、トラックの形状とか、運ぶ場所とかでつながりますとか、それは単なる運送の仕事のやりとり。

運送の仕事のやりとりではあるんだけど、ヤマネットの研修で得るものは社内の人間関係だけでなく、受講した約半年間一緒にいた、他社の人の中で、本当に息が合う、志が、魂が合う人っているんですよ。私も静岡の湖西に、自動車部品しか運んでいない男でしたけど、人間として非常に大好きで、人として一生つきあって行きたいと思った。その人間にメタル便一緒にやろうといって、で、その人間がトラック買うわけです。メタル便の。

結果的にはそういうインフラとか、そういうものが先じゃなくて、人間関係が先につながった方が仕事は絶対上手くいくと思う。メタル便を北海道から九州まで広げていったけど、人間ありきや、と。人間が先で、トラックも設備も後で揃えればいいと、そこに気づきましたね。だからものすごく結束が固いので、どんどん伸びている。

もっといっぱい出会っていきたいね 日本中の運送会社とね。ヤマネットさんも頑張ってもらって。それがメタル便の発展につながりますからね!

(団長)
ありがとうございました。