成果と習慣化

ヤマネットの研修の目的は「成果の出る活発な行動を習慣する」であり、”成果と習慣化”にこだわったプログラムとなっております。

成果とは、①社風の向上・②事故撲滅・③業績の向上と、実践研修では定義していますが、これらは全て一日にして成らず、日々のコツコツ積み重ねの結果です。成果の出る活発な行動を習慣化しなければ、事は成らずです。では、習慣化とはどんな状態を云うのでしょうか?

例えば、歯磨き。
幼い頃、殆どの人が例外なく初めは嫌がりながらも親に躾けられたはず。しかしそれがいつしか、気がつけば自分一人で歯磨きをしています。
他にも、シートベルト。
約30年前、シートベルト着用が法令化されてから暫くの期間は、日本中でどれだけ未着用のドライバーがお巡りさんに停められ切符を切られ、罰金を納付したことか。その暁に今や誰もが車に乗車した瞬間にカチッとシートベルトを着用します。云わばこれらが習慣化です。そして、良い行為の習慣化の先に虫歯予防や交通死亡事故減少という成果に繋がっていくわけです。

しかし、習慣化に至るまでには少々しんどい期間を通過しなければなりません。上記で例えるなら、イヤイヤと言っても聞いてもらない歯磨き、お巡りさんに停められ切符を切られ罰金を払わされたり・・・。人間は放っておけば甘えたり安きに流されてしまう弱い生き物ですが、意識をして事を継続し成就させることが出来る生き物でもあります。

業績の向上、社風の向上、事故撲滅のみならず、良い行為を習慣化させれば、その先に素晴らしい成果、結果が待っているのです。

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