株式会社マイシン様
株式会社マイシン様はヤマネットをご利用頂き約10年です。最初に受講されたのは、名古屋5期生で辻社長が常務時代です。それから20名近くご派遣頂きました。トラガールでも有名な、ひまわり便マイシンさんです。
(団長)
辻社長が約10年前に名古屋5期生を受講されたとき、ものすごい印象的だったのが、当時の受講生30名ぐらいの中で皆さんに3年後5年後のビジョンを発表して頂いたときに、(辻社長は)「私は3年後、社長になります!」って言われて、会場が、おー!ってなったあのシーンです。あの時マイシンさんの常務さんだったですね。中にはね、もう何を言ってんだよと捉えた人もいると思うんですけど、見事にそれを実現されたということでサンプル的な方です。
その後も幹部さん、管理職の皆さんや社員さんをご派遣頂くわけですが、辻社長がまずおよそ10年前位に、ヤマネットの実践研修を受けられたときの、率直なその当時の印象を教えて下さい。
(辻社長)
他のいろんな研修とかセミナーっていうのは、会社でいろいろ行かせて頂いてたんですけど。どうしても物流に特化しているわけじゃなくて、いろんな異業種との方との交流だったりとか、心の勉強だったりとか、そうゆうものを主に今までやってきたので、初めて物流専門の人たちしかいない状況の研修会だったので、非常にやりやすく受け入れやすかった。これなら社員さんに勉強してもらっても、きっと、僕自身が、勉強になったから、社員さんも勉強になるだろうなって思いましたね。

(団長)
単刀直入な質問ですけど、マイシンさんで20名ぐらいの幹部さん、管理職、事務員さん、一般社員さんと受けられて、それぞれの階層によって、効果は違うかもしれませんけどそのビフォーアフターというか、効果を聞かせて下さい。
(辻社長)
自分が受けたときが5期生で、その後6期生と8期生に行かせて頂いたんですよね。当初、団長は手探りだったので、そこからどんどん煮詰まって、ちょうど春日であるとか、今の総務である山田を行かせるようになったぐらいが、ほんとに成熟されていて。
で、事務員さんっていうのは特にそうだけども、外部の他の会社の方と接する機会というのは殆どないので、出したときに、初めて外部の世界に行って、外部の同業の担当者の人たちと名刺を交わしながら メールなどコミュニケーションを取るようになり、自分自身が抱えている悩みであるとか、自分はこう思ったけど他の人はもっとこのようなことを考えている。年下なのにすごいね、この子。ということを自分たちが吸収するようになり、もっと自分もがんばろうと、すごい感化されて帰ってきた。
それが今でも、やはり仕事の内容につながっているので、配車なんか特にそうです。電話のやりとりで、同期だった人から仕事をもらったりとか、トラックを貸してもらったりとか。おもしろいことに、そんな彼らが3年5年となってくると、当然、前は主任や普通の平社員だったのが、係長になったり課長になっているわけですよね。そういった子たちがつながってくるので どんどん絆が深くなっていますよね。
(団長)
お取引にもつながっているパターンも、、。
(辻社長)
ありますね。
(団長)
タイトルが実践研修なんで、実際に知識だけ身につけるだけじゃなくて、たまたまご縁があって、同期生で20名30名集まったその人たちとの関係性から、実際のビジネスに展開していくというのは主催者冥利につきますね。マイシンさんも結構同期生の方とのお取引が生まれているわけですね。
(団長)
研修課題の中で、あの課題が自社にとって、もしくは辻社長がご受講時代に後々力になってるとか。そんな課題があったら教えて下さい。
(辻社長)
自分の時で一番良かったのは手紙ですね。何か頂いたときとか、その時に手紙をお返しすると向こうは感動してくれましたし。でも、部下にはとくにそれを求めてないので、やる子と、やらない子がもちろんいますけれども、うちの長岡はすでにやってます。
今の子たちは手紙というよりも、やはり面談の方が、コーチングだとかのスキルを非常に高めて頂いたといえるので、部門長であるとかその下の部下の係長クラスであると、ほんとにこまめにドライバーさんと面談をしてくれるようになりましたね。あれも研修の成果だと思います。それがないと、なかなか面談までしようって気にならないですから。
(団長)
もう一つ今おっしゃったのは、自社をより深く知るっていう機会になったところ。そう言って頂けるのは非常に嬉しくて。ヤマネットの研修課題でもある「年間行動計画書」を作るとか、いわゆる会社の歴史、世の中の歴史、自分の歴史を探索していきますよね。そんなところから自社を深く知るということにつながってる?
(辻社長)
そうですね。当社の場合は経営方針書を常に作成して 社員さんに渡して共有しているので、自社を知るという、まず自社を調べるときに、当然経営方針書を見なければならない。そうすると会社としては、いい会社を作ろうという方向でうたってて、全部書き出してますから、それを見て、うちの方向性ってこうだったね。ってもう一回みんなで振り返るチャンスを頂いたんですね。
それを社員さんがみんなで、やっぱりうちの会社の方向はよかったんだよって再認識する良い場だった。ですからヤマネットを出た人たちは、みんなそういう思いになってくれるので非常につながりが深くなるというか、気持ちが一つになってますよね。
(団長)
以前、別の機会で辻社長の講演を聞かせてもらったときに、マイシンさんの歴史、辻社長の歴史というのを発表されて、そうやって、あの会社の歴史と自分の歴史を振り返ると、会社の歴史と自分の歴史が重なっていくわけじゃないですか。そうするとやっぱり愛社精神だとか、帰属意識も深まってくるんですー。ということを言われていたのを 今ちょっと思い出しました。

(団長)
今、実践研修の名古屋32期生で3名受講されています。お忙しい業務の間をぬいながら、研修課題に取り組んでみえるわけですけど、研修会社として得しているなと思うのは、やはり勉強意欲のある会社さんに参加して頂いているので、そのような会社と接していると自分のモチベーションもあがりますね。今後さらに辻社長が、ヤマネット実践研修に期待することを教えて下さい。
(辻社長)
そうですね。もうずっと1期生から32期生までやってこられて、毎回毎回積み重ねていくうちに進化されていると思うんですね。今行かせることが可能な社員さんていうのは、本当に行って帰ってくると、いってよかった、と言ってくれる。ですからこれからも今の研修を更にパワーアップして頂くということと、同じ研修に、同じ社員さんをなかなか派遣しにくいので、今の研修は研修で、それ以外に上級編みたいな研修があれば、そこに人を1から派遣できるかなと思ったりします。
(団長)
上級編のようなものもまたプログラム化して、マイシンさんのように勉強されている会社さんが、ヤマネットええな、と言って頂けるように進化して参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。