納品
ネガティブ・スパイラル・ゲーム
ネガティブ・スパイラル・ゲーム(N・S・G)とは、悪気の無い何気ない一言や態度がトリガー(引き金)となり、ネガティブなコミュニケーションがスパイラル化すること。知らない内に人間関係を悪化させていく様をいう。
人間関係を”ゲーム”と捉えると、、
・そこから抜け出す知恵が湧き、
・トリガーを引くことなく、
・そのゲームに参加せずに、
・良好な人間関係をキープすることが出来る。
このコーナーでは、「N・S・Gあるある」をシリーズでご案内します。
★NSGケース2
「なんでわからないんだ!」vs「わかるわけないだろう!」
*登場人物:登良さん(乗務員)・鬼良さん(荷主)

(四コマ漫画の内容)
納品先に到着した登良さんは、荷物を下ろす場所を聞くために、荷主さんへ声をかけました。しかし荷主さんは、他の商品をチェックしながら、こちらを見ようともせず、そこに置いておいて、と言うのみです。登良さんはわからないままも、近くの場所に置いたところ、「そこじゃねーよ!」と怒鳴られてしまいます。
(以下の会話は四コマ漫画の続き)
登良さん
じゃ、どこっすか!?「そこ」だけじゃわかりませんよ!
鬼良さん
なんだ!?そのふてくされた態度は!もういい!持って帰れ!
登良さん
わかりましたよ!
頭にきた登良さんは、あろうことかそのまま荷物を持ち帰ってしまいました。
驚いた鬼良さんは、すぐ登良さんの会社に、クレームの電話を入れました。
※いかがでしたでしょうか?
・この事例のN・S・Gのトリガーはどこでしょう?
・ゲームに参加しないためにはどうすればよかったか?
登良さん、鬼良さん、双方の立場に立って考えてみましょう。